オーラとは何か?
一般的なオーラという言葉の使用法に「あの人はオーラがある」といったものがあります。
これは、その人が「カリスマ的な魅力にあふれている」という意味になるかと思いますが、この使い方では、オーラ=ポジティブなもの、プラスのイメージのもの、とのみ捉えていることになり、オーラという言葉のかなり限定的な利用法であるともいえます。
オーラというのは本来、人や動物、物などから発生している霊的なエネルギーのことを指す言葉です。
つまり、人の印象を表す「オーラがある」とは、少々意味に違いがあるということになります。
「オーラがある」という言い方も、もともとは「霊的なエネルギーが強い人」という所から発生したものだと考えられますが、たくさんの人に使われるうちに、人の印象の形容詞節として独り立ちしてしまったのでしょう。
ですが昨今、スピリチュアルブームや、霊能力者が出演するテレビ番組が高い人気を得ていることなどから、本来の意味である「霊的なエネルギー」として、オーラが再注目されつつあります。
オーラには色があって、それが何色かということは、そのままその人の本来の性格を表している、ということも、ごく普通に知っている方が多いのではないでしょうか。
霊的なオーラの考え方では、全ての人に「オーラがある」ことが前提となっていて、その上で「色や強さによってその人の精神状態や運を占うこともできる」というわけです。
インターネットで簡単にできる「オーラ診断」も流行っています。これは、実際に能力者がオーラの色をみて性質を判断するという方法をいわば逆に利用したもの。
オーラと性質の関係を統計的に整理してあり、鑑定を受けたい人が性格や行動の傾向に関する質問に答えていくと、自分のオーラが何色かどうか、がわかるようになっています。
ですから「自分に対する認識が歪んでいる」といったケースだと、正しい結果が出ないこともあります。
オーラを人体が発する電気と考え、物質的に実在するものだと考えたり、東洋医学でいうところの「気」と同一のものとして扱ったりと、現在のところ「オーラとはこういうものだ」と限定することができないのが現状です。
ただ霊感の強い人、特にプロとして占いができるくらいの高い能力を持っている人たちにとっては、オーラをみたり、感じたりすることはもはや普通のことである、ということは確か。
無料診断だけでは物足りないという方は、電話占いなどを利用して、1度直接オーラ鑑定を受けてみるのもいい経験になるかもしれません。
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